子ども食堂『きずな食堂』訪問記@三重県

 

私たちアドボカシーセンターでは、常々、「子どもの声を聴くとは、どういうことなのか?」「子どもの内なる声を聴くには、どうしたらいいのか?」そのようなことを考えて、子どもの人権擁護活動を行っております。

子どもたちの声は、時に小さく、時には行動や表情など言葉ではない意思表示として表現されることも多く、日常生活の中からはもちろんですが、非日常の中だからこそ拾える声というものにも着目して、子どもたちと接しております。

そこで今回は、「食べる」という日常の中にありながら、学校やPTA活動でもない非日常的な体験が出来る『子ども食堂』にスポットを当ててみたいと思います。

 

善は急げ!ということで、早速ではありますが、2020年7月29日(水)に、当センターの小久保理事(夫妻)が、三重県いなべ市にある子ども食堂「きずな食堂」を運営されている服部さんを突撃訪問してきました。^^

三重県いなべ市には現在、子ども食堂をしているグループが3つあるそうで、その内のひとつが服部さんが代表をされているきずな食堂なのだそう。従来、子ども食堂といえば、子育て世代を対象とした活動なのですが、高齢者や障がい者も含めた地域のつながりを育むことも意図した活動をされているのが、きずな食堂さんの特徴です♪

実は、きずな食堂の服部さんは、障がい者のグループホームである「大安ぴあハウス」のスタッフでもあるとのことで、きずな食堂の運営には、そんな服部さんの思いや人となりが反映されているように思われました。

子ども食堂を始めるにあたって、「どうやって子どもが集まる場所を作るか?」「貧困家庭やひとり親家庭の子どもたちなど、自分たちが来てほしいと考えている子どもたちは、本当に来てくれるのか?」が一番のポイントだったそうです。また、子どもたちと接するという点でボランティアスタッフの人選にも気を使ったりと、子ども食堂を開催するには、いろんな考えるべき問題があるそうです。まだまだ、いろいろなお話を聞きましたが、服部さんの活動への熱意がすごくて、圧倒をされてしまいました。(笑)

 

子ども食堂は、地域のみんなで子どもを育む、お腹も心も満たされる、そんな素敵な場所です。

 

私たちアドボカシーセンターの活動も、子ども食堂さんの活動も、「子どもが安心して笑顔になれる」ことを目指した地域活動です。活動場所や活動方法は違えど、共有できる問題には互いに情報を密に交換し、子どもの未来につながる活動をしていきたい、そう感じました♪また、今回お話し頂いたことを、私たちアドボカシーセンターの活動に活かしていきたいと思います。

子ども食堂『きずな食堂』の服部さん、貴重なお時間をありがとうございました! これからもよろしくお願い致します☆

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